夢と現実

僕が子供の頃によく読んだ本に「21世紀にはこうなる」みたいな話が良くありました。

• 車輪のない「エアカー」が立体高速道路を走っている
• 郵便物をロケットに乗せて世界中へ素早く運ぶ
• 地下トンネルを新幹線より速く走る高速鉄道
• 1万人が住むスペースコロニー

こんな理想像に心躍らせたものでした。
　
そして時が流れて21世紀になりました。
科学の進んだ方向はちょっと違ったようですが、それでも夢のようなことが実現しました。

• 高性能パソコン、携帯電話、インターネット、大画面テレビ．．．

でもそれでみんな幸せになったでしょうか？

• 終わらぬ戦争と無差別テロ
• 跋扈する詐欺師と汚職
• 少年の重大犯罪と児童虐待

21世紀の夢は破れ、明るい未来は見られなくなってしまったようです。
でもせめて、僕自身はみんなには迷惑をかけないで、心穏やかに暮らしたい。
自分勝手だけれどもそう想います。