- 中国産毒性物質、風邪薬として売られていた
(朝鮮日報:http://www.chosunonline.com/article/20070507000034)
昨年9月、パナマシティの公衆病院に特異な症状を訴える患者らが押し寄せた。この患者らは、身体の一部の機能が停止または麻痺し、中には呼吸困難に陥った患者までいた。死亡者も続出したが、はっきりとした原因は分からないままだった。
唯一の手がかりは、患者らがある風邪シロップを飲んだ後に異変を見せ始めたという点だけだった。そこでついに米国の医療陣までもが急きょ派遣され、1カ月余りの調査の結果、風邪シロップに含まれていた「ディエチレン・グリコール」が原因であることが判明した。産業用に幅広く使用されているこの化学物質は、食用が禁止されている毒性物質。現在までに申告された死亡者数は365人で、このうち当局の調査で確認された死亡者数は100人余りに達し、被害者の大半は母親が与えたシロップを飲んだ幼い子供たちだった。
- 世界各地で死者続出の奇病、「中国製風邪シロップ」が原因だったと判明
(痛いニュース(ノ∀`):http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/970061.html)
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- 「はにわさんの日記帳ですか?」+みっどさいど(http://d.hatena.ne.jp/hanichie/20070509)【5/9】経由
・うあ...これを想い出した。
- カネミ油症事件(JST失敗知識データベース:http://shippai.jst.go.jp/fkd/Detail?fn=0&id=CB0056031&kw=%A5%AB%A5%CD%A5%DF%CC%FD)
事例概要
1968年2月下旬から3月にかけてカネミ倉庫のダーク油(食用油を製造する過程の脱臭工程で分離される脂肪酸を主とした副産物)を使った配合飼料によって西日本一帯の養鶏場で鶏が呼吸困難になるなどの奇病が発生し、40万羽にものぼる大量死が発生した。人への被害は同年6月ごろから8月にかけ起こりはじめ、西日本一帯で吹き出物、内臓疾患を訴える、いわゆる油症患者が続出した。同年10月、患者の一人が使用中のカネミ倉庫のライスオイルを保健所に提出、九州大学医学部および福岡県衛生部の調査、研究の結果、PCBの混入したライスオイルが原因と結論された。カネミ倉庫では同年1月末から2月にかけて脱臭工程のPCBが異常に減少した際、漫然とこれを補充して運転を継続し、結果として280kgものPCBをライスオイル中に混入させた。さらにこの事実が判明後、回収したドラム缶3本分のライスオイルを廃棄せず、正常油と混ぜて再脱臭し、販売した。届け出患者は14,000人に達した。なお患者の健康被害はPCBそのものよりもこれから変質して生成したダイオキシン類による部分が大きいとの説も提唱されている。
・しかもカネミ油症は重過失と隠蔽だったが、今回の毒風邪薬は...
その最大の原因は中国で製造された偽造薬だった。米紙ニューヨーク・タイムズは6日付で、中国で製造された毒性物質が、どのようにして地球の裏側のパナマに風邪薬と偽って流通したのかについて、そのルートを追跡、報道した。
当初、パナマ当局が風邪薬の材料を調達する際、シロップのビンに記されていたのは、せき止め薬や解熱剤によく使用される「グリセリン」だった。しかし、グリセリンは価格が高いため、一部の悪徳業者らが、価格が半分程度の産業用「ディエチレン・グリコール」を使用することがあるという。
(朝鮮日報より)
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- グリセリン(Wikipedia:http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%B3&oldid=11978505)
- ジエチレングリコール(ディエチレン・グリコール)(Wikipedia:http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%B8%E3%82%A8%E3%83%81%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB&oldid=12442834)
・...なんと故意(悪意)だった!!
・2ちゃんねらーたちも言ってますが、何故日本のマスコミでは、こんな大事件を報道しないのか?(asahi.comとYahoo!ニュースの中を検索しても出てきませんでした)
・「現在までに申告された死亡者数は365人」の尊い命が失われてるのに!!