(元)うつ病患者の独り言 for はてなブログ

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今日のWeb

  • ブログ「炎上」で立件 お笑いタレント中傷容疑

(47NEWS:http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009020501000202.html

 お笑いタレントのスマイリーキクチさん(37)のブログに、殺人事件の犯人であるかのような誹謗中傷や脅し文句が書き込まれる事件があり、警視庁中野署は5日までに、脅迫容疑で川崎市の会社員の女(29)を書類送検。17−45歳の男女計18人を名誉棄損の疑いで書類送検する方針を決めた。

Yahoo!ニュース〜バックナンバー:http://backnumber.dailynews.yahoo.co.jp/?m=45013&e=entertainer_blog
 

asahi.comhttp://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK200902060007.html

asahi.comhttp://www.asahi.com/paper/column20090207.html

▼住所は北海道から九州まで。互いに面識はなかろう。同じ民家で暴れた縁とはいえ、「覆面に黒装束」では男女の別すら分からない。だが書き込みの記録から発信元は割れる。警察がその気になれば、覆面は造作なくはがされる
(中略)
▼自由に発信できるネットにより、善意の輪が広がることもあれば、権力やメディアの所業が問われもする。「情」と「報」の海に紛れる悪意をどう摘むか。もはや言論の裏通りとはいえない存在だけに、交通整理の知恵がいる。

 

  • ネット中傷、見逃せぬ拡大 ブログ炎上一斉摘発

(NIKKEI NET:http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090207AT1G0604S06022009.html

  • 春秋(2/7)

(NIKKEI NET:http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20090206AS1K0600306022009.html

▼うまく操れば便利この上ないのに、使い方を一歩誤れば惨禍にもつながる。思えば、ネットという道具は人類がかつて得た「火」と似ている。ならばそれを扱うルールとマナーを、家庭で学校で社会で身に付けていくしかない。ブログを炎上させた人たちも、後味の悪さは燃焼もさせられず抱えていることだろう。

 

  • ネット暴力 「表現の自由」には責任が伴う(2月8日付・読売社説)

YOMIURI ONLINEhttp://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20090207-OYT1T01193.htm)(2/8追記)

 全く身に覚えのないことを言いふらされ、非難されたら、どれほど嫌な気分だろう。

 インターネット上で他人を中傷する行為は、「表現の自由」をはき違えた卑劣な犯罪だ。

 憲法で保障された「表現の自由」は、健全な社会を守るためにある。匿名に身を隠したネット上での言葉の暴力とは、無関係だ。

 誰でも情報を発信できる時代だが、それには責任も伴う。

 ネット利用者は、使い方次第で自らの手足を縛りかねないことを認識しておかねばならない。子どものころから、家庭や学校で安易な利用の危険性を教えていくことも大切だ。

(抜粋)

 
・「Blog炎上」の件は、僕も以前取り上げてまとめたことがあります。

スマイリーキクチさんには悪いのですが、炎上の発端(火種、ネット用語では「燃料」とも)は、ほとんどはBlogを書いた側にあるんですよね。今回の件も発端はスマイリーキクチさん側にあるようです。

ITmedia News:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0902/05/news040.html

 男性の所属事務所が「(東京都)足立区出身の元不良」というキャッチフレーズで男性を売り出したことがきっかけで、
 
(追記:スマイリーキクチさんのBlogでの説明では、これも正しくないそうです)
(追記2:ITmedia Newsでも訂正記事が出ました。:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0902/06/news031.html

でもこの件はスマイリーキクチさん本人ではなくて、所属事務所の不手際と言うべきでしょう。一端はBlog閉鎖もしたようですが、それでも炎上は収まらなかったようです。しかも内容がエスカレートして「事実無根」の内容で誹謗中傷、それが10年も続いては、並の人間が耐えられるわけがない...もっと早く警察が動くべきでした。
・僕も少々経験があるから、自分のところが炎上しないように、炎上に荷担しないように、以前書いたとおり心がけてるわけですが...
 
・ここでWeb上にコメントを書く人々にに警告を発しておきます。「人を呪わば穴二つ」根拠もない誹謗中傷を投げかける輩は、自分が同じものを投げつけられる覚悟があるのか?同じことを駅前の交番前で言い放てる覚悟があるのか?...Web上なら匿名だからと思うな、今回のように「手が後ろに回る」覚悟をしておけ。
 
・2/8追記:補足考察。
今回検挙の理由になったのは、事実無根の誹謗中傷を繰り返した「名誉毀損」「脅迫」の容疑。ブログ炎上は容疑者(及び悪乗りした連中)が誹謗中傷を繰り返した結果に過ぎません。
今回のケースと、(建設的な)議論の応酬によるコメント欄の盛り上がりとは分けて考えるべきでしょう。ただしコメントの応酬が感情的にエスカレートして誹謗中傷の応酬にならないように、自制は必要です。
 
・追記:炎上対処の練習。この動画に付いた多数のコメントを読める範囲で全部読んで、コメントした人達の「総意」を読み取れるようになろう。

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