Web巡回を中断して、「金曜ロードショー」で視聴してきました。
2008年の劇場公開時、結局映画館へ行かなかったし、何の情報収集もしてなかったので、まっさらな状態での初視聴。
で、感想を少し。
「一見どう見ても子供向け。でも大人でも見所あり...な不思議な作品」
大人向けな見所(というか突っ込みどころ)
・序盤のヘドロとゴミだらけな海が、妙にリアル
・自家発電用のエンジン発電機の演出が、妙にリアル
・ろうそくで加熱して走るおもちゃのボートは、大人の子供時代のアイテム
・太古の魚類が続々登場する場面は、どう見ても考古学マニア向け
・終盤に、主人公の少年の母と海の女王(?)が語り合う遠景は、大人な演出(と想う)
とにかく伏線も状況説明もなくひたすら津波のごとく突っ走る展開は、シナリオ重視派の視聴者には不親切ですが、それを気にしなければ全く飽きさせないのがこの作品の魅力...という感想です。
劇場で見た方が...とは言わないでおきます。もうアニメを純粋に楽しめる歳ではなくなってしまったし、映画館で長時間画面を凝視していると頭痛が出てしまうし。
CMの息抜きが入る民放のTV放送くらいで...とはいえCM入りすぎ。話がぶつ切りになりすぎて感情移入半減。もう少しCMの入れ方を考えて欲しかった。