(元)うつ病患者の独り言 for はてなブログ

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ミュージアム巡り

今日は朝からお出かけ。行ってきたのはここ。


  • 展覧会 2010年度 企画展 ロボットと美術 機械×身体のビジュルイメージ

静岡県立美術館:http://www.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/japanese/exhibition/kikaku/2010/04.php

(静岡ホビーフェア:http://www.shizuoka-hobbyfair.jp/p_9.html


「ロボットと美術」展の主要な目的は、初音ミクサンプラーCDの入手でした...が、完全に出遅れ。
到着したのが開館後の10時過ぎ、整理券配布の列は既に無く、「今日のサンプラーCD配布は終了しました」の看板が出ていました。

(ロボットと美術展 » Archive:http://robot-art.jp/archives/1677)【10/9】
これは昨日10月9日の話。昨日は丸1日どしゃ降りの雨でした。それにもかかわらず...

本日残念ながらCDをもらえなかった方、10月の毎週土日祝日に配布しますので、是非またご来館ください。

ちなみに、本日先頭に並んでいた方は、2時間半並んだそうです。この雨の中・・・、本当にありがとうございます。2番目の方も1時間半待ってくれたそうです。

少なくとも1時間前には到着して列に並ばなければならないようで...日を改めて再度行きます。


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「ロボットと美術」展示内容について、個人的感想を。
初音ミクの展示は、一番最後です。鉄腕アトムの展示は、順路の中程です。展示の始まりは17世紀、西洋は近世の蒸気機関発明前後、日本では江戸時代のからくり人形までさかのぼります。
鉄腕アトムを境に、前半の展示内容と後半の展示内容ががらりと変わっているのが興味深いです。

前半は普通の美術館のように、古書、絵画、記録写真等が展示され、流れはカレル・チャペックの「R.U.R」を核としたヨーロッパの作品、及びそれを日本に輸入したものです。

後半は打って変わって、漫画及びアニメの原稿、イラスト、アニメオープニングのデモ映像、プラモデルやフィギュア等、後述する静岡ホビーミュージアムと重複する内容の展示がメインになり、ほぼ全て日本人による作品です。
他、一昔前の児童館や博物館の受付に置かれていた、ブリキの箱を組み立てたような「(日本人の大人が連想する)典型的ロボット」も多数展示されていました。


西洋では「R.U.R.」の「ロボット=反乱、人間と敵対」のイメージを引きずり、現在まで技術、娯楽、美術、いずれにしてもネガティブなイメージから離れられなかったのに対し、日本では「人間の仲間」「正義の味方」的イメージが根付いて、漫画〜アニメ〜プラモデル〜現物の二足歩行ロボットと飛躍的な拡大を遂げました。
その発端となった鉄腕アトムと作者の手塚治虫は、やはり偉大な存在であることは間違いないですね。

最後の初音ミクは、音声合成ソフトから生まれたバーチャルアイドルで、ロボットと言われると違和感があります。ただ日本的ロボットの概念を飛躍させていった結果生まれた存在と考えると、「第2の鉄腕アトム」になる可能性を秘めてるのかも...


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静岡ホビーミュージアムでも感想を少々。

静岡ホビーミュージアム実物大ガンダム公開時に入ってたので、今回は2回目。入場行列こそ無かったものの、行楽シーズンの休日とあって多数の入館者がいました。
展示は一部差し替えられてました。(知ったのは帰宅してホビーミュージアムのWebページをチェックしたときですが)また、軍用水陸両用車の展示も行われていました。

≪10月9日(土)〜12月3日(金)≫50年史コーナー期間限定・追加展示 

シュビムワーゲン(独語:Schwimmwagen)
第2次世界大戦中に、ドイツ軍が使用した四輪駆動の水陸両用車。


(静岡ホビーミュージアムWebページより)

Wikipediawikipedia:シュビムワーゲン

既に1回一通り見ているにもかかわらず、2時間近くかけて見て回りました。
子供時代に一時期プラモデル制作に夢中になったこともあって、やっぱり飽きないですね...またプラモデル作りをやるかと言われるとNoですが。