(元)うつ病患者の独り言 for はてなブログ

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うつ症状や不定愁訴の、自己診断フローチャート(11/17更新、作成中)

「いつも憂鬱、気分が晴れない」「原因が分からないけど体調が悪い」...一昔前は、単なる怠け程度にしか思われてなかった、うつ病およびその前段階のうつ症状も、大分理解が広まってきました。

・参考ページ:自分がうつ病かどうか知る簡易自己診断。


しかし「自分がうつ病かもしれない」と思っても、具体的にどう対処したら良いか分からない方が多いと想います。
そこで、ここでは視点を変えて「自分がうつ病と疑われるときに、どのように対処したら良いか」を、フローチャートにしてみました。


※注意:この自己診断用フローチャートは、自身がうつ病患者である僕が、各種治療体験や、治療のためにインターネットや書物で収集した情報を元に、独自に考えたものです。
医学的な専門知識の裏付けがあるわけではないので、参考程度にしてください。

  • 「スタート」・・・下記のいずれか、または両方の症状がある。
    • うつ症状:気分の落ち込み、活力低下、不眠or過眠、食欲不振or過食、性欲減退、etc.がある。
    • 不定愁訴:原因がはっきりしないのに、頭痛、頭重感、腹痛、腹部不快感、肩こり、だるさ、etc.全身の各所に不快な症状がある。

・参考ページ

うつ病との闘い方:http://yukitachi.cool.ne.jp/utsu/u34keika.html

http://huteisyuso.org/

精神科医おがたのブログ:http://ameblo.jp/ame-oga/entry-10090871281.html)【2008/4/24】

     ↓

  • まず、かかりつけ医に症状を訴えて診察を受ける。or 健康診断(勤め先の定期健康診断でも、病院による人間ドック等でも可)を受ける。

     ↓

  • 何らかの病気や異常が見つかった。(高血圧、高血糖、糖尿病、脂肪肝、過度の肥満、虫歯、歯周病、etc.を含む)
    • 「YES」→ まずその病気や異常の治療に専念しましょう。慢性疾患や隠れていた異常を治療すると、精神的不調も回復することがあります。
    • 「NO」・・・下へ。

     ↓

  • 明らかに過労である。(目安:1週間の労働時間が60時間を超えるor1ヶ月の労働時間が250時間を超える。および、1週間に1日以上or1ヶ月に4日以上の休日が無い)

・参考ページ

  • 企業の過労死対策

(下村労働衛生コンサルタント事務所:http://www6.plala.or.jp/manbow/overwork/index.html

    • 「YES」→ まずどんな理由を付けてでも、1週間以上連続で仕事を休んでください(医者から「過労による休養が必要」という診断書を出してもらえば、ほぼ確実)。そして休んでいる間に自分と職場の仕事の内容やあり方を、じっくり見直してください。企業の人事担当部門に相談したり、外部のカウンセラーのアドバイスを受けたりすることも有効です。(退職や転職は、早急に決めないことを勧めます)
    • 「NO」・・・下へ。

     ↓

  • うつ症状や不定愁訴が、2週間以上毎日続いている。または平日に悪化して休日に緩和する(逆の場合もありうる)状態が、1ヶ月以上続いている。
    • 「NO」→ 長期化していないのなら、一時的な気分の落ち込みかもしれません。自分に合った気分転換と十分な休養を取れば、多くの場合うつ病まで悪化する前に回復出来ます。
    • 「YES」・・・下へ。

・参考ページ

(2011/02/07 - Monday:http://d.hatena.ne.jp/hal_dynast/20110207#1297087975
・うつの気分転換について・・・Blog記事後半の「◎早期の自力治療「セルフヘルプ」「S.T.R.E.S.S.」」部分を参照してください。

     ↓

  • 思い当たる、ストレスになる原因がある。(例:仕事が忙しいor仕事が無い、お金が無いor借金に追われている、気軽に話せる友人知人が身近に居ない、家族や同僚と折り合いが悪い、ネットやゲームに日常生活に支障が出るほどのめり込んでいる、etc.)
    • 「YES」→ ストレス原因を取り除くことを目指しましょう。この時「必ず一人で抱え込まず」に、複数の人に相談しましょう(信頼出来る友人、信頼出来る上司同僚、カウンセラーやメンタル系の医師、etc.)。ストレスの原因が複数だったり、自分ではストレスと思っていなかったことがストレスの原因だったりすることはままあるので、時間をかけてじっくり取り組んでください。
    • 「NO」・・・下へ。

・参考ページ

  • ネット依存治療部門(TIAR)〜インターネット依存度テスト

久里浜アルコール症センター:http://www.kurihama-alcoholism-center.jp/tiar/

     ↓

  • 「死にたい」と本気で考えている、及び頻繁に口に出す。または自殺や自傷行為リストカット、薬の大量摂取、etc.)を試みた。
    • 「YES」→ 「うつ病の救急患者」です。周囲の人が引きずってでも、精神科や心療内科へ行き、受診と処置を行ってください。症状や状態によっては入院治療が必要になります。
    • 「NO」・・・下へ。

     ↓

  • ここまで来た方は、治療の必要性が高いうつ病患者の可能性が高いです。うつ病も早期発見早期治療が早期回復に繋がるので、速やかに精神科や心療内科を受診してください。


(作成中)(関連URL収集中)

・参考URL

・参考文献

新・薬を使わずに「うつ」を治す本

新・薬を使わずに「うつ」を治す本

〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法

〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法