(元)うつ病患者の独り言 for はてなブログ

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今日は...〜映画「ツレがうつになりまして。」感想

仕事から帰って夕食後、これから映画を見に行ってきます。

(公式サイト:http://www.tsureutsu.jp/index.html
(MOVIX清水:http://www.movix.co.jp/app/SMTT000000015_M274J1.html


映画の感想やBlogのコメント返信は、明日以降になりますのであしからずご了承ください。


・10/28追記〜映画「ツレがうつになりまして。」感想
26日夜、予定通り観てきました。レイトショーで1200円。


映画を観た感想ですが、普段映画を観ないため、出来不出来や質についての論評はできません。そこで、率直な個人的感想を列記します。
(極力ネタバレは押さえてますが、一部含まれることはご容赦ください)

・ハリウッド超大作が特大ステーキやフルコース料理なら、この映画は家庭料理を体裁良く皿に盛りつけた感じ。個人的には腹にもたれたり食べ過ぎるとメタボになるフルコースより、家庭料理の方が好み。

・主人公は妻で、もう一人の主人公「ツレ」は夫。冒頭うつ病にかかる「ツレ=夫」の仕事の様子が映されますが、生気の失せた「ツレ」の表情や、ストレスフルな仕事場の様子が、リアルに表現されていて身につまされました。

・そして二人三脚の「主人公とツレ」の闘病生活が描かれるのですが、「この映画は、教育映画でもドキュメンタリー映画でも無くて、原作付き『娯楽映画』だな」と、つい想ってしまいました。

・理由は、「ツレ」の性格や、うつ病の症状の出方とかが、いかにも「典型的うつ病の見本」的描写を、少々誇張気味に表現されていたから。

うつ病を始めとした精神疾患は「患者の数だけ症状がある」と言われます。だから「ツレ」のうつの症状と僕のうつの症状は、よく似たところもあるし全然違うところもあります。

・だからうつ病の知識が乏しい人が、この映画を観て「うつ病を全て知ったような気」にはならないで欲しいと、僕は懸念するところです。でもそれは、この映画の魅力を損ねる要素にはならないとは想いますが。

・ラストはハッピーエンドですが、「うつ病を克服して完治しました。めでたしめでたし」で終わらせなかったことに、好感を持ちました。この映画の終わり方はあれでいい...と想いました。