ノロウィルスの発病直前にTwitterに書いた、リワーク最終日の挨拶に使う予定だった文章です。ここにまとめておきます。
前倒しで、自分のうつを一部総括。うつが悪化していた間、僕はこう想っていたんです。「あの人の言動のせいでうつが良くならない」「これが無くなればうつが良くなるはず」「誰も自分のことを理解してくれない」etc.
(https://twitter.com/HAL_dynast/status/279185243880173569)
で、休職して、リワークして、今はこう想うようになりました。「あれは出来ないけど。これなら出来る」「あの人は理解してくれないけど、この人は話を聞いてくれる」「これだけ配慮してくれたから、復職できそう」etc.
(https://twitter.com/HAL_dynast/status/279185846199021570)
つまり、うつになっている間は、ひたすら「ダメなこと」「出来ないこと」を並べ立てるんです。これが、認知療法で言う「認知のゆがみ」です。この「認知のゆがみ」にとらわれている限り、いくら休んでも薬を飲んでも、うつは改善しないんです。
(https://twitter.com/HAL_dynast/status/279186563626315777)
うつの「認知のゆがみ」から解き放たれるためには、頭で考えているだけではダメです。方法はいくつかありますが、僕の場合は「人と直接会って一緒に居る」「問題を紙に書き出す」「実体のあるものを扱う」...そのためのリワークでした。
(https://twitter.com/HAL_dynast/status/279187903601590272)
「出来ない理由を並べ立てる」から「出来ることを数えて実際にやる」ことが、根本からのうつ回復の鍵になる。薬も休養も、それが出来るようになるための補助...理屈でなくて体得した、僕の知恵です。
今うつで苦しんでいる人、悩んでる人の、参考になれば幸いです。