(ITmedia ニュース:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1302/18/news098.html)
(ITmedia ニュース:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1302/18/news123.html)
昨日発表されたこのニュース、1日考えた結果を書き連ねてみます。Twitterで細切れ文章になるのは嫌だからBlogで。
ひろゆき(西村博之氏)が、ニコニコ動画黎明期から今まで多大な貢献をしてきたことは、黎明期からのニコ動ユーザーなら承知のこと。
まだ海のものとも山のものとも付かなかったニコ動に、2ちゃんねるからユーザーを引っ張ってきて、自身も多くのネタを提供して盛り上げてくれました。
しかしニコ動が軌道に乗り、ユーザーが増えて黒字化を達成してから、ニコ動メインになったユーザー層とひろゆき筆頭の古参層の間に、微妙に「ずれ」が起きてきます。
- 「多様性を捨てたら、テレビの質に勝てない」 ひろゆき氏がニコニコに苦言
(ITmedia ニュース:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1301/29/news132.html)
ニコ動が、今や会員数2000万人、アクティブユーザー数800万人の一大ネットサービスになった以上、主力の若いユーザー向けにサービスを展開せざるを得ない。
そのためにはニコ動初期からのオタクやギーク向けコンテンツは、主力から外さざるを得ない。
そして、2ちゃんねる出身でアングラ臭の漂うひろゆきは、今とこれからのニコ動運営の前面に出るのには、不向きな人材です。
ということで、「ひろゆきはここが辞めどころだったかもしれない」と、僕は想ったわけです。
しかし、ひろゆきや「例のアレ」「R-18」タグの付くようなものを、ニコ動から外してはいけないとも想うのです。
アングラコンテンツの需要はどんな国どんな時代でもあるものだし、それを排除すると文化の多様性を損ない、文化と国力の衰退につながります。
だからアングラコンテンツも、ひっそりと、かつちゃんと居場所をニコ動に確保するべきだし、ひろゆきも「社外相談役」的な立ち位置でこれからも関与し続けて欲しいなと想ってます。
何より、これから開催される「ニコニコ超会議2」「ニコニコ超パーティII」にひろゆきが出ないなど、(いろいろな意味で)許されると思ってるのか?...と。