◎重大な社会問題化した「いじめ」の、最近のニュースからの補足情報
- ちょっとしたひと言が招く“心へのいじめ”
(CONFIDENCE ランキング&ニュース:http://contents.oricon.co.jp/news/ranking/38239/#rk)
厄介なのは心に無数の傷を負わせる“精神的暴力”のケースだ。
何と言っても、相手を傷つけている言葉を口にしている本人がそれを“いじめ”とは思っていないのだから始末が悪い。
(中略)
言葉って難しい。そして、子供の頃に言われて傷ついた言葉は、けっこう澱のように心の中にくすぶっているものだ。
・以前僕は書きました。「昔から「言霊」と呼ばれるように、言葉には力があります。人を励まし癒す「薬」にもなるし、傷つけ打ちのめす「凶器」にもなります。」
- いじめ問題に「什の掟」問い合わせ続々
(nikkansports.com:http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20061029-109918.html)
会津藩が藩校「日新館」入学前の子供たちに唱えさせたおきてで「弱い者をいじめてはなりませぬ」など7項目と「ならぬことはならぬものです」の結びの1文で構成される。現在は博物館となっている日新館には、全国の学校から問い合わせが連日届いている。
(中略)
警察庁が調べた昨年1年間の全国のいじめ関連の暴行などの事件は、最近の10年間で2番目の165件で、いじめた理由は「力が弱い、無抵抗だから」が1位(27・3%)。こんな現状が、什の掟の「ならぬことはならぬ」の精神の再評価につながったようだ。
(中略)
日新館では「教育は今日明日に結果が出ない100年の計だが、子供の模範たるべき大人がまず再認識する必要がある」としている。【清水優】
[2006年10月29日7時52分 紙面から]
(nikkansports.comより)
- 日新館(http://www.tamahito.com/aizu/nissin.htm)
- NN運動 ならぬことは ならぬものです運動(http://www.akina.ne.jp/~ichi/nn/index.html)
・上記江戸時代の「7.」は時代錯誤もいいところですが、その他の内容は今でも必要ではないかと。
・いじめ関連以外の内容は、僕にとっても耳の痛い事柄もあります。(一応)大人である僕自身も襟を正さねば...
- 学校におけるいじめ問題に関する基本的認識と取組のポイント
(文部科学省:http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06102402/002.htm)
- いきる : 自殺予防対策支援ページ
(自殺予防総合対策センター:http://www.ncnp-k.go.jp/ikiru-hp/index.html)
・上記2件は、「安倍内閣メールマガジン」から転載したもので、教職員や専門家向けの内容になってます。
・くどいようだがもう一度書いておく。
・最も憤りを感じるのは、いじめられて死を選んでしまった子の親はマスコミの攻勢に晒されるのに、いじめた側の人間は全く公に出てこないこと。
・本来なら、いじめた本人の親と見過ごした教師一同が、不祥事を起こした企業のトップの記者会見のように、マスコミの前で顔をさらして土下座して謝るのが当然のはず。
・そして、いじめた本人には「殺人罪」「傷害罪」「恐喝罪」に相当する責任を負わせるべきです。