- 三浦優子のIT業界通信〜ATOK、月額300円の狙い
(PC Watch:http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0729/miura042.htm)
「ATOKに定額制度を導入した狙いは大きく2つあります。1つは、導入障壁となっている初期コストを引き下げることで、1人でも多くの人にATOKに触れてもらうこと。もう1つは、ATOK購入経験はあるが、買い換えは数年に一度というお客様に、常に最新のATOKを利用して頂く機会を提供することです」
(中略)
「他に競争相手がたくさんいる製品だったら、月額利用料金の価格競争が起こる可能性があります。しかし、ATOKは競争相手がいなくなってしまったんです」(佐藤ビジネスオーナー)。
確かにかつては存在していた日本語変換システムの多くが開発をやめてしまっている。一太郎のようにワープロソフトは海外から対抗製品が入ってくることはあるが、日本語変換システムに関しては海外からの参入はない。
・確かに。パソコン用日本語入力ソフトと言われて想い出せるのは、Windows付属のMS-IMEかATOK、でなければMacOSの「ことえり」くらい。
・それでMS-IMEは今やこの体たらくだし。
(ITmedia +D PC USER:http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0805/22/news055.html)
ところがOffice 2003を入れたあたり(MS-IME2003)から妙な変換が目立つようになり、Vista/Office 2007に乗り換えてからは壊滅的な誤変換(しかも学習してくれない)が頻発するようになった。
おかしい。何かがおかしい。
(中略)
日本語入力にこだわりのある人は、すでにATOKを使っていることだろう。だが、筆者のように「単文節変換するからどれもいっしょ」くらいにしか思っていなかった、こだわりがないユーザーでさえも、MS-IMEの変換性能はがまんができない領域にまで達しているように思う。
・過去記事引っ張り出してみました。
・僕も長年のATOKユーザー。とはいえ、いくらダウンロードのバージョンアップ版でも、毎年ATOKを買い換えてなどいられません。価格もインストール&カスタマイズの手間も...
・だからこの「ATOK月額制」には大いに関心を持ってます。1ヶ月300円(1日換算10円、1年換算3600円)は妥当だし魅力的に映ります。