- 受験生、救われた 大雪で足止め、長岡―上越―輪島 トラックがリレー、夜通し９時間 埼玉の女子、入試間に合い合格
（47NEWS〜北國新聞：http://www.hokkoku.co.jp/subpage/E20100122001.htm）
「最後まであきらめない」。航空高石川（輪島市）の推薦入試受験へ、埼玉県内から列 車を乗り継いで同校へ向かう途中、大雪のため新潟県内で足止めされた中３女子が、ヒッ チハイクしたトラック運転手の夜通しの運転に助けられ、間一髪で受験開始に間に合った 。同校では２２日までに「困難にめげず頑張った、ある受験生の話」として全校集会で紹 介し、夢実現へ努力する生徒たちの胸を打った。
【中略】
女子生徒には２１日、合格通知が届けられた。
・このニュースを取り上げたコラム
- ２月１２日付・あきらめるにはまだ早い
（四国新聞社：http://news.shikoku-np.co.jp/kagawa/column/201002/20100212000097.htm）
- 大自在 ２月１２日（金）
（静岡新聞：http://www.shizushin.com/column/daijizai/20100212000000000007.htm）
- 【人情】あきらめるにまだ早い ヒッチハイクでつかんだ春
（47NEWS：http://www.47news.jp/47topics/e/157450.php）
・「石川県輪島市での高校入学試験を受けるため、前日新潟県入りした埼玉県の中学3年生の女子生徒と母親。ところが大雪で夜行列車が運休、JR長岡駅で足止め．．．試験開始まで9時間あまり、試験会場は300kmの彼方。」
・「それでも母娘は『絶対にあきらめない』。ヒッチハイクをしてでもたどり着こうと、深夜の雪道を歩くこと2時間。たどり着いたガソリンスタンドに停まっていたトラック運転手が、金沢までの条件で乗せてくれました」
・「だがトラックの運ちゃん、金沢市近くまで来て『よし、輪島まで行っちゃる』．．．試験開始10分前、会場に到着。試験に間に合いました！」
・「女子生徒は、作文試験のテーマを見て仰天、『私が感動したこと』。早速体験したばかりのありのままを綴り．．．みごと試験に合格しました！」
・「いい話だなー」ネットスラングではこの言葉は半角カタカナで皮肉混じりに書くものですが、これはマジな話。
・不況で競争激化の著しい運輸業界、運転手にとって時間もガソリンも浪費するのは御法度のはず．．．なのに、敢えて「寄り道」をしてあげた運ちゃんの「心意気」。愛娘の未来のために、何台もの運転手に断られながらも2時間の雪道を（多分）娘を励ましながら歩いた、母親の「愛情」。受験に合格した中学3年生の娘は、人生の大事な場面で人に恵まれましたね。
・世知辛いと想っていた21世紀の日本も、まだ「渡る世間に鬼はない」ようです．．．諦めない限り！
