(元)うつ病患者の独り言 for はてなブログ

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「Blog」巡回

  • 弊社の音楽著作権管理につきまして

ピアプロブログ:http://blog.piapro.jp/2010/12/post-417.html)【12/21】

 クリプトン・フューチャー・メディア株式会社では、2010年11月29日に、音楽クリエイターに著作権使用料を分配するための音楽出版事業への参入を表明いたしました。こちらは、「カラオケ、放送、CDレンタル」という楽曲の商用利用から発生する著作権使用料を、音楽著作権管理団体である一般社団法人日本音楽著作権協会JASRAC)さまを通じて弊社が受領し、これを音楽クリエイターに分配することを目的として開始したものでございます。

 また、同年12月20日には、同じく音楽著作権管理団体である株式会社ジャパン・ライツ・クリアランスJRC)さまとの連名で、営利目的のインタラクティブ配信に限定して著作権使用料を徴収する運用スキームを開始することを発表いたしました。こちらは、音楽配信ストアや着うた配信サイトなどにおける、インターネット上での楽曲の商用利用から発生する著作権使用料を、音楽クリエイターに分配することを目的として開始したものでございます。

 本日は、これらの弊社の取り組みについて、簡単にご説明を申しあげます。

VOCALOIDでユーザーが作詞作曲歌唱させた楽曲の、著作権管理の問題への、クリプトン・フューチャー・メディアの回答。
・発端は3年前にさかのぼります。Wikipediaの次の記事参照。

Wikipediahttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%9D%E9%9F%B3%E3%83%9F%E3%82%AF#.E5.88.9D.E9.9F.B3.E3.83.9F.E3.82.AF.E6.A5.BD.E6.9B.B2.E3.81.AEJASRAC.E4.BF.A1.E8.A8.97.E3.81.A8.E7.9D.80.E3.81.86.E3.81.9F.E9.85.8D.E4.BF.A1.E3.81.AB.E9.96.A2.E3.81.99.E3.82.8B.E9.A8.92.E5.8B.95

著作権管理に関する説明や、権利処理手続きや問題解決は、どうしても難解になります。上記ピアプロブログの説明は相当かみ砕いて分かりやすくしているものの、それでも普段の記事より長文で読み下すのは楽ではありません。
・で、初音ミク発売4ヶ月後に問題が発生して、回答を編み出すまでにまる3年かかりました。その間どれほどの試行錯誤をしてきたか...ピアプロブログにはその間の経過記事が、散発的に掲載されてます。


・12/26追記:VOCALOID作詞作曲者への著作権管理の話、もっと詳しい記事が出ました。備忘録として追加。

  • 「作家が主役」の時代――JASRAC・部分信託で何が変わる?

(ASCII.jp:http://ascii.jp/elem/000/000/579/579159/

 カラオケで、ボーカロイドの勢いが止まらない。

 2010年のJOYSOUND年間総合ランキングで、ベスト10の半数はボーカロイドPの曲だった。初音ミクブームから3年が経過し、すっかり日常的なエンターテイメントとして定着したように見える。

(中略)

 そして、長年言われ続けてきた「カラオケで使われた際に作者にお金が払われる仕組みと、ネットでの自由な使用とが両立できない」という問題にも、解決の方向が示された。これまでのボーカロイド文化との摩擦を最小限に抑えつつ、カラオケで発生する著作権使用料を作家が受け取るための手段が、ようやく見つかったのだ。

 それは、音楽出版社からJASRACに「部分信託」するという方法だ。

  • 出た!ASCII.jpに「部分信託」に関するエクシングとRe:nG氏との対談記事

初音ミクみく:http://vocaloid.blog120.fc2.com/blog-entry-7570.html)【12/26】
・ボカロ界隈の地獄耳も取り上げました。過去の関連記事リンクが充実しています。