大震災があっても被害も影響もない静岡市では、当たり前のように平常出勤。
僕の仕事場はテレビもラジオも見られず、パソコンでのネットも極端に制限がかけられ、iPhone 4を見る余裕も無いほど忙しい．．．事実上の隔離状態で不安を抱えながら、とにかく仕事をこなす。
無理を言って定時退社して、両親から頼まれた懐中電灯を探して店を回る。
無い、全くない．．．懐中電灯も、単1、単2電池も、ガスコンロもない。単3、単4電池も在庫が乏しくなっている。
それどころか、コンビニではサンドイッチ等一部の加工食品が店頭から消え、ショッピングセンターやスーパーではトイレットペーパーやティッシュペーパーの在庫が尽き始めている。
実質被害のない静岡市ですら、この有様。国家非常事態宣言の発令や、店舗の略奪が横行しないのが、不思議に想えてきた。
「東北地方太平洋沖地震」による被害の全貌が、自宅に戻ってからテレビとWebを駆使してもつかみきれない．．．福島第一原発の事故と首都圏の計画停電で、東京電力の対応が余計混乱を拡大しているらしいことだけ何とか分かった。
．．．疲れた。被災者や救援活動をしている人には申し訳ないが、普通に仕事をしながらこの未曾有の大災害の把握もしろというのは、僕のキャパシティを超えている。
明日も仕事だ、もう寝ます。
