(元)うつ病患者の独り言 for はてなブログ

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備忘録〜日経ビジネスのVOCALOID初心者向け解説(11/19追記)

  • ボーカロイド・ビジネスの秘密 〜電子の歌姫は、いま国境を越えた〜

日経ビジネスオンラインhttp://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20111026/223427/)【10/31】

 「ミクさん、マジ天使!」

 これ、日本での出来事じゃありません。2011年7月。コンサート開場は、ロサンゼルスにあるノキア・シアターです。ほぼソールドアウトとなった会場で、現地アメリカ(それ以外の諸国からも訪れていた模様)の初音ミクファンたちは、上記の声援を送りました。


 だってそうでしょう? 日本の“生身”のミュージシャンで、ノキア・シアターを現地の人たちで埋め尽くし、熱狂させられる人が、どれくらいいるのですか? そう考えると、初音ミクが、巨大な人気を持っていることが分かるはずです。


 というわけで、今回から4回に分けて、初音ミク(とボーカロイド)に関するムーブメントについて、解説いたします。

日経ビジネスオンラインhttp://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20111026/223429/)【11/7】

 初音ミク? 知ってるよ! すごく人気のあるキャラクターだよね!
 初音ミクという存在を、そういった形で理解している人も多いでしょう。
 でも、それは、いちばん、やっちゃいけないことです。


 そういう「ありきたりなキャラクタービジネス」に沿って理解しようとした瞬間、あなたは、けして初音ミクを理解できなくなります。

日経ビジネスオンラインhttp://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20111104/223625/)【11/9】

 イラストを描く人、歌が上手(うま)い人、踊りが上手(うま)い人、プロモーションビデオを作れる人などの、あらゆるタイプの草の根クリエイターが「ボーカロイドを軸にした、面白いコンテンツを作る」という遊び場に参加しているのですね。

 ボーカロイド・ムーブメントは、楽曲制作者だけで作ったものではないのです。それらの多彩な人たちが集まり、全員が担い手になることで、このムーブメントは支えられている、ということです。

  • ボーカロイド・ビジネスの未来 〜感謝と尊敬がつなぐムーブメント

日経ビジネスオンラインhttp://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20111110/223766/)【11/16】

 さて。ボーカロイドを解説する連載記事も、今回で最終回です。


 ビジネス的にいうならば、「ユーザーたちが勝手にメディアミックス展開をしている」ような状態といえるでしょうか。だからこそ、「ブームの仕掛け人」がいないにもかかわらず、ここまで人気が持続しているのですね。


 ――といったことを、ボーカロイドを知らない人に理解していただくため、じつは、連載のいたるところで、かなり強引な説明をしていることを、最後に告白しておきます。


 この連載の中では、このムーブメントには企業が参加しにくい――と、ことあるごとに強調してきました。善意の連鎖でつながっているムーブメントの中に、ただ「キャラクター人気に乗って、ちょっとビジネスをしよう」といった考えで参入しようとするのは、ほとんど成功する見込みがない、ということなのですね。

 ただ、「草の根クリエイターへの敬意がある」企業の参加ならば、歓迎される世界でもあります。


・11/17追記:発売から既に4年も経ってるのに、未だに初音ミクの初心者向け解説記事が新たに書き起こされてるのは何故か?...と考えたら、この発言を想い出した。

  • 初音ミクは神そのもの」 21世紀から新しい宗教が生まれるとすれば、それは初音ミクのようなものだろう。

(【2chニュー速VIPブログ(`・ω・´):http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52474109.html)【7/5】

239 :名無しさん@涙目です。(catv?):2011/07/04(月) 21:58:24.94 ID: LtvI5aTz0
>>213

そりゃそうだ、SFですら、よってたかって「バーチャルアイドル」を想定しても、

初音ミクを想像的なかったんだから。


過去のSFが想像できたのは、シャロン・アップルであり、伊達杏子であり、江口愛実であって

初音ミクではなかった。


政府機関、芸能プロダクション、なにか巨大な組織が大衆を操るためにトップダウンするものであり、

ボトムアップで「女神」を生み出すバーチャルアイドルを、過去のSFは想像できなかった。


凄いことなんだぞこれ。

人類の過去の想像力をはるかに超えた存在を、日本は生み出したんだ。

・誰も予想し得なかった存在、しかも存在するのに実在しないキャラクター...故に、柔軟な思考の出来ない人は未だに理解出来なくて、こんな解説記事を必要としているのでしょうか。


・11/19追記:VOCALOIDポータルサイトと、その制作チームへのインタビュー記事。「VOCALOID(ボカロ)とは何か?」について、上記日経ビジネス記事と合わせてどうぞ。

  • 「ボカロ音楽」

ニコニコ動画http://www.nicovideo.jp/vocaloid

次世代の音楽とも呼ばれるべき「ボカロ音楽」。おすすめ曲から今週のトレンド・ニュースまで、
ボーカロイドの事ならなんでも紹介するボーカロイド専門ページです!

(ASCII.jp:http://ascii.jp/elem/000/000/648/648579/)【11/19】

 今や音楽シーンにはなくてはならない要素となった「VOCALOID」(ボーカロイド)。初音ミクが発売され、大ブレイクを果たしたのはもう4年前の話になる。初音ミクの曲はCDとして発売されればオリコンにランクイン、カラオケに入れば上位曲を独占。CGのバーチャルライブは数千枚のチケットが即完売と、瞬く間にスターダムを駆け上がっていった。


 その背景にいるのは、作曲家である“ボーカロイドプロデューサー”たち(「初音ミクをプロデュースしている」という意味での俗称)、そして、アマプロ不問の投稿(ポスト)ムーブメントを支え、ボカロ文化を育んできたニコニコ動画だ。


 今年7月、そんなニコニコ動画の一角に「ボカロ音楽」というボーカロイド専門のページが登場した。このページの裏にはどんなねらいがあったのか。ドワンゴ 事業推進部長の阿部大護さんと、企画開発セクション マネージャーの坂本将樹さんに話を聞いた。