(元)うつ病患者の独り言 for はてなブログ

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2012/12/31 第63回 NHK紅白歌合戦の感想

NHKhttp://www9.nhk.or.jp/kouhaku/
Wikipediawikipedia:NHK紅白歌合戦
Yahoo!ニュース〜トピックス:http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/kohaku/

・昨年(2011/12/31)の紅白歌合戦感想(2012/01/01 - Sunday:http://d.hatena.ne.jp/hal_dynast/20120101#1325381174

既に1日経っていて、リアルタイムで感想のツイートとかは流れまくってると想いますが、それらは見ずに毎年恒例の個人的感想を連ねてみます。

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まずは覚えている範囲で内容を列記。

・トップバッターの浜崎あゆみが、出だしで音を外した。何回もトップバッターをやってるベテランが珍しい。

ゴールデンボンバー。事前に懸念されていた下ネタ等のトラブルは無し。それより驚いたのは、観客全員がエアドラマーのメイクを模した仮面をつけたこと。ステージも観客もノリノリでした。

水樹奈々。声優界のカリスマは健在、声援も大きかったです。

・特別枠第1弾「歌で、会いたい 〜ドリームステージ〜」。ウォルト・ディズニーのキャラが大挙登場、さすがNHK。しかしミッキーマウスやドナルドダックはともかく、比較的新しいキャラは僕の知らないものばかり...

水森かおり。超巨大スカートの衣装で登場、今回不出場の小林幸子の位置を狙ってきたのでしょうか?しかし役不足というか方向性が微妙に違うというか...

・特別枠第2弾「歌で、会いたい 〜堀北真希プレゼンツ「花は咲く」〜」。東日本大震災の被災地に医師を訪ねる企画。ついうるっと来てしまいましたね、これは良かった。

・後半戦へ。ももいろクローバーZ、彼女たちの出番の時が、一番歓声が大きかった。しかし何時でも何度でも、あの登場時の決め言葉は必ず言うんですね、彼女たちは。

Perfume。電飾を仕込んだ衣装で登場、暗くしたステージで光る服...これ、どうやって仕込んだ?同じようなことをやってるのをニコ動で見たけど、大容量電池、配線、制御回路等、かなり大がかり&安全性確保が難しい代物だった。それらが目立たない衣装とは...

AKB48。相変わらずの大人数...しかし声援はももクロZに明らかに負けてた。しかし最後に大人数にものを言わせた人文字はかっこよかった。

五木ひろし。間違いなく彼は嬉しかったんじゃないですか?あれだけ大勢の、AKB48若い女の子に囲まれれば...

郷ひろみ。若い!...えーと、57歳?!とてもそうは見えない。

きゃりーぱみゅぱみゅ。ぶっ飛んだ衣装はバックダンサーも含めて、いつもよりパワーアップしている感じでした。で、やっぱり司会がかみましたね、名前を言う時に(笑)。

由紀さおりアメリカからの生中継、ピンクマルティーニと共演で、現地時間午前5時に!未明からお疲れ様です。素敵な歌唱と演奏でした。

天童よしみ。バックダンサーを務めた関ジャニ∞、相当楽しかったようで、他のステージダンサーたちより明らかにノリノリで踊っていました。

・嵐。話題になっていた特殊演出...嵐のメンバーが踊るのに合わせて、立方体や光や光線の3DCGエフェクトが現れるもの。ニコファーレ初音ミクのコンサートで見たものとだいたい同じで、指にマーカーが貼られているのが見えたから、種と仕掛けはだいたいわかった。でもそれを、NHKホールの生放送でやるのはすごいと想う。

美輪明宏、間違いなく今回の目玉。「ヨイトマケの歌」いやぁ素晴らしかった、あの感情のこもった...と言う言い方が生ぬるい歌唱は、他の歌手では真似できない。

和田アキ子。今年亡くなった、森光子、中村勘三郎追悼に合わせて歌ったのですが、珍しく泣いてるような悲しい顔(メイク?)が印象に残りました。

・特別枠第4弾のMISIA。アフリカ、ナミビアの砂漠のど真ん中からの生中継...これ、どう見てもミュージックビデオの1シーンにしか見えない。クレーンカメラまで持ち込んでるなんて、NHKの本気を見た。

・特別枠第5弾の矢沢永吉。62歳?郷ひろみもそうだったけど、本当に年齢を感じさせない。なんというパワフルでエネルギッシュなステージでしょう!

プリンセスプリンセス。メンバーはすっかりおばさんになってしまいましたね。でも今年限り最後のステージは良かった、ちらりと映ったAKB48他若いグループのメンバーが、垂涎のまなざしを送っていたのが印象的でした。

石川さゆり荒木飛呂彦とのコラボで注目を集めていましたが、能面のイラスト1枚だけだったのは不満。せめて最後にジョジョ立ちのポーズを決めてもらいたかった。

北島三郎。演出は紙吹雪だけですが、あれほど降らせることが出来るのは、NHKの紅白だけじゃないですか?

・トリが、ロンドンオリンピックNHKテーマソングの「いきものがかり 風が吹いてる」だった上に、ロンドン五輪メダリストが次から次へと登場する..。今回は「ロンドン五輪紅白」でしたね。

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ネットでは、VOCALOIDを初めとしたネット発の音楽に勢いがあるため、NHKとマスコミと芸能界主導の紅白歌合戦は、ネット上では「オワコン」とか散々バカにされています。
しかし今回の紅白を見た限りでは、「腐っても鯛」まだまだ捨てたものではないと、僕は想いました。

金にものを言わせた舞台装置や衣装や演出が多いのは当然ですが、実際に生放送で運用するとなると、金だけではどうにもならないことが多数あることが予想できます。
たとえば紙吹雪。単純で簡単な演出ですが、あの広いステージ中を紙吹雪で満たすほど、紙を用意したり一時保管したり終わった後片付けたり...あそこまでやるのは、素人では絶対真似できないと想います。

それと忘れてはならないのが、「紅白は原則すべて生放送」であること。
ニコニコ生放送で、一般人も自力だけで生放送できるようになりましたが、実際に放送されているものを見ると、間を上手く取れずグダグダで見るに堪えないものが多いです。
視聴者が飽きないように間を作らず詰め込みすぎずに、生放送の番組を編成してそれを実行するのは、ものすごく難しいことです。

金とコネ、それに見えないところでノウハウと労力...それを出来るのがNHKであり紅白である。それを踏まえた上で年1回大晦日に楽しむのが、紅白の醍醐味...そう想いますがどうでしょう?皆さん。

・1/3追記、参考

  • 紅白で“テレビの面白さ”再認識 目が離せなかった「金爆」に拍手(産経新聞)

livedoor ニュース:http://news.livedoor.com/article/detail/7283525/

  • 【紅白】視聴率 関東で後半40%超え死守 新潟は唯一の50%超え

(-ORICON STYLE-:http://www.oricon.co.jp/news/movie/2020149/full/

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・追記
毎年、出場するかネットで話題になる「初音ミク」。
今年は登場5周年で、週刊誌にも取り上げられるくらい話題が盛り上がりましたが、結局出場しなかったし、NHKの紅白公式から初音ミクの名前が出ることはありませんでした。
年末直前になっても「特別枠で出る」と予想している人も居たようですが、そんなことを言ってるのは初音ミクをよく知らない半可通です。

初音ミクのコンサートに直接行った人なら、ミクさんをステージ上に召喚するのに、莫大な労力と費用がかかることが分かるはず。
もしそれを本気でやるなら、昨年冨田勲が新作交響曲の初演で初音ミクに出演してもらったのと、同じくらい話題になるはずです。

ミクさんと共演するのはどういうことなのか...これを見れば分かるはず。放送を待ちましょう。

NHKhttp://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2013/0203.html

2013年2月3日(日) 夜10時
【再放送】2013年2月10日(日)午前0時50分
※土曜日深夜