・夏期連休中で休止中のニュースサイトもある中、ボカロ界隈向けに大きなニュースがありました。
（ITmedia News：http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1008/13/news005.html）
「初音ミク」などキャラクターがヒットを支えたVOCALOIDに初めて、キャラクターなしのソフトが登場する。開発したのはVOCALOID生みの親・ヤマハだ。
2010年08月13日 13時00分 更新
8月13日、「VOCALOID STORE」で予約受け付けがスタートし、9月1日に発売。価格は、ソフトのみの「標準パッケージ」が1万1800円、VY1を使った楽曲を収録したアルバムや特製Tシャツ、タオルなどを同梱した化粧箱入り「DXパッケージ」が1万4800円だ。
VY1は、ヤマハが初めて、音声データベースも制作。VOCALOIDと相性の良い声質の声優を選び、クリアでクセのない、使いやすい女声VOCALOIDソフトに仕上げたという。推奨音域はF2〜E4、推奨テンポは60〜175BPM。使いやすさや質には「自信がある」と、同社研究開発センター主任の入山達也さんは胸を張る。
初音ミクのようなキャラクターは付けていない。キャラクターを付けず、声を提供した人物も明かさずに出すVOCALOIDソフトは初だ。キャラクターや声の主のイメージに限定されることなく曲のイメージをふくらませてもらえるほか、プロミュージシャンの仮歌作り、学校や企業のPR音源作りなど、“色の付いていない”声が欲しい場面で使いやすいのではとみている。
とはいえ、VOCALOIDのファンの“絵師”などがキャラクターを付けてくれることも期待している。「VOCALOIDはキャラがあって成長してきた。VY1のキャラクターも、絵師の方々に描いていただければ」（同社研究開発センター音声グループマネージャーの剣持秀紀さん）。
VOCALOIDソフトが増えすぎでは――一部にそんな声もあるが、「VOCALOIDは楽器。ギターなどと比べれば、まだまだ少ない。ソフトが増えることで表現力が広がる」と、研究開発センターの音声グループ技師補の小山雅寛さんは話す。
（抜粋）
（初音ミクみく：http://vocaloid.blog120.fc2.com/blog-entry-6505.html）【8/13】
先日明らかになった、YAMAHA純正の新ボカロ「VOCALOID2 VY1」について、本日11:00ごろVOCALOID STOREにて予約が開始となったもよう。それによると「VY1 標準パッケージ」と「VY1 デラックスパッケージ」があり、後者は特製Tシャツ、フェイスタオル、ステッカーなどが付属するようだ。また、いずれも2010年8月25日（水）18:00までに予約することで、特典としてタンブラーが付属。発売は2010年9月1日ということで、使いたい人は即予約すべし。
さらに「開発段階において、ハナミズキを由来とし「MIZKI」と呼ばれていたVY1は敢えてキャラクターが設定されていません。」と明確にキャラクター性を持たないことが記載されているようだ。
（抜粋）
（CloseBox and OpenPod：http://blogs.itmedia.co.jp/closebox/2010/08/vocaloidvy1-962.html）【8/13】
・ここで「VY1」の試聴ができます。
・それにしても先日の「Lily」最初期曲を検索したときも感じたのですが、ネットメディアのITmediaで記事を書いている松尾Pは、新VOCALOIDをいち早く試す（せる）のはある意味「仕事」。趣味でやってる人から見ると「卑怯だ」と思われても仕方ないかも．．．
- VY1｜歌声の、新しいスタンダード。（購入予約ページ）
（VOCALOID Store：http://www.vocaloidstore.com/reservation/）
・これで「公式イメージキャラクターは無し」確定。これもいわゆる「差別化」の一環ですね．．．さあ、ボカロユーザー達やコミュニティが、とう受け取りどう使いこなしていくか、「聴き専」として大いに興味ありです。
・追記：ニコ動にUPされたデモ曲を掲載しておきます。
- VY1 Sample Songs
