・独立行政法人 産業技術総合研究所の美少女ロボット「HRP-4C未夢」。先日の「CEATEC JAPAN 2010」でもすごいデモを見せてくれました。
(ITmedia News:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1010/06/news074.html)
・が、今回「デジタルコンテンツEXPO」で、もっとすごいデモが公開されました。
- デジタルコンテンツEXPO:「すごい……」 美少女ロボ「未夢」のダンスに驚嘆
(ITmedia News:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1010/18/news016.html)
彼女の歌と踊りが終わると、会場の空気が変わった。「すごい……」。観客は目を丸くし、ため息をつく。
美少女ロボット「HRP-4C未夢(ミーム)」が披露した歌と踊りは、想像を超えていた。「デジタルコンテンツEXPO 2010」(東京・科学未来館など、10月14〜17日)会場で目の当たりにした人からも、Ustreamでライブ映像を見た人からも、驚嘆の声が上がった。
デジタルコンテンツEXPOでは、Every Little Thingの「出逢った頃のように」をVOCALOIDの合成音声で歌いながら、人間のダンサー「未夢フレンズ」と一緒に、TRFのSAMさんが振り付けたダンスを披露。手足や腰を柔らかく動かしたり、時には片足立ちをしたり、細かく表情を変えたりなど、なめらかに踊りこなした。
- ConTex 2010のステージで「HRP-4C 未夢」がしっかりダンスしている件
(初音ミクみく:http://vocaloid.blog120.fc2.com/blog-entry-7004.html)【10/17】
・これを実現したのが、コレオノイド「Choreonoid」という統合ソフトウエア。
- 人間型ロボットの動作を簡単に作成できる統合ソフトウエアを開発
(産総研:http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2010/pr20101016/pr20101016.html)
- コレオノイド
(ニコニコ大百科:http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%83%89)
・上記リンク先にデモ動画がUPされていて閲覧できますが、ニコニコ動画に解説コメント付きの動画がUPされていたので掲載します。
- DCEXPO2010 HRP-4C「未夢」 DanceRobot LIVE! (解説?付き)
(ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm12459892)
・何か、等身大人間型ロボットにブレークスルーが起きてるような感じ。それへ、ニコニコ動画とVOCALOIDと初音ミクが、どこかで絡んでるのが興味深い。
・10/20追記:「HRP-4C 未夢」「Choreonoid」をさらに取材した記事。初音ミクニュース(http://hatsunemiku.blog107.fc2.com/blog-entry-1286.html)【10/20】経由
- 人間らしく歌い上げるロボット『HRP-4C未夢』の秘密は”無意識”だった
(ガジェット通信:http://getnews.jp/archives/81918)【10/20】
- 歌って踊れるようになった女性型ロボット「HRP-4C」
(ASCII.jp:http://ascii.jp/elem/000/000/563/563034/)【10/20】
産総研では、今後は「Choreonoid」を広く一般に公開し、さまざまなクリエイターとの共同により、人間型ロボットの新たなコンテンツ制作を行なっていき、より高度な動作の実現を目指す予定だとしている。対応OSはWindowsとLinuxで、公開予定は今年度中。フリーウェアとして公開される予定。
(ASCII.jpより)
・これ、「Choreonoid」の重心補正機能を「MikuMikuDance」に取り込めば、より自然な動作の3DCGを作れそうだし、「MikuMikuDance」で作られている膨大なモーションデータを「Choreonoid」に取り込めば、より多彩な動きを「HRP-4C未夢」や他の人型ロボットで実現できるのではないだろうか?...夢が膨らみます。