・新しいものが出来る代わりに、古きものが無くなるのを惜しむ、地元静岡のニュース2件。
- 映画館街「最後の日」 黄金期しのびファンが行列(10/ 3 09:03)
(静岡新聞:http://www.at-s.com/news/detail/100065700.html)
映画館街として親しまれてきた静岡市葵区七間町で2日、静活(同区)の運営する4館9スクリーンが閉館した。全国最大級のスクリーンを持つオリオン座で最終上映された作品は、浜松市出身の巨匠・木下恵介監督の「二十四の瞳」。開場前から往年のファンが詰め掛け、幕引きを惜しんだ。
七間町には明治期から芝居小屋が並び、昭和30年代の映画黄金期には最大27スクリーンがあった。今後、七間町には静岡東宝会館の1施設が残るだけとなる。
静活は5日、大型商業施設の新静岡セノバ内に複合映画館(シネコン)「シネシティザート」をオープンする。
- バック運転、6日で見納め 大井川鉄道(10/ 3 14:45)
(静岡新聞:http://www.at-s.com/news/detail/100065780.html)
大井川鉄道の新金谷駅(島田市)に完成した転車台の稼働と引き替えに、SLのバック運転が6日で見納めとなる。SLの顔ではなく、平べったい後部を正面に向けて走るため、「格好悪い」と乗客に不評だった。しかし一部の鉄道ファンや機関士の間には、バック運転への愛着と惜別の情があふれていた。